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Accurion UltraBAM
ライブビューの全体像

Accurion UltraBAM

UltraBAMは、気液界面測定のために設計されたブリュースター角度の顕微鏡です。また、ガラスや石英などの固体基板上でも使用することができます。*

UltraBAMは、高解像で視野全面に焦点の合ったリアルタイムイメージングを兼ね備えています。高度なイメージング光学系により、20~35フレーム/秒で全領域に焦点のあった画像を得られます。高性能カメラとキャリブレーションアルゴリズムにより、反射率の定量的な測定が可能です。このため、吸着速度や厚みの変化を観察することが可能です。この装置には、単分子膜の長鎖分子配向性に起因する光学異方性を可視化するための電動駆動アナライザーが付属しています。

付属のソフトウェアにより、操作は簡単に行えます。ワンクリックで水面のイメージを撮影でき、イメージの取り込みを自動化することも可能です。ユーザーはライブビューでのフォーカスの維持のみで測定が可能です。また、後の分析のために動画を記録することも可能です。さらに、ソフトウェアには、ピクセル数カウントや特定範囲の評価するための(Region of Interest)ROI選択などの画像解析ツールが用意されています。

UltraBAMとそのソフトウェアは、既存のトラフ**や当社の専用トラフなど、ほぼすべてのトラフと統合することが可能です。(トラフは別売りで、標準では付属しておりません。)トラフソフトウェアとの統合は、トラフから情報を取得し、UltraBAMで撮影した写真にメタデータとして追加することが可能です。

 

*特定の条件下でのみ使用可能です。

**トラフの大きさには制限があります。また、トラフのソフトウェアに組み込むことができない場合があります。

 

  • 190/250/360 nmから1000/1700 nmまでの分光イメージングエリプソメトリー
  • エリプソメトリー分解能は1 µmで、1 µm以下の微細構造の厚さ(0.1 nm~10 µm)と屈折率の測定が可能。
  • Ellipsometric enhanced contrast imagesにより、サンプルを可視化
  • ライブビューで測定領域を描画し、直感的に測定領域を選択可能
  • 選択した視野内の複数の領域を並行して測定可能
  • 裏面反射を非破壊で抑制するナイフエッジ照明(特許取得済み)。
  • セル、温度制御、リキッドハンドリングなどのアクセサリーを追加することで、測定の可能性を広げることができます。

テクノロジー

ブリュースターアングル顕微鏡

透明誘電体基板上の極薄有機薄膜を直接観察することができる顕微鏡技術です。この測定法はブリュースター角の下で光がP偏光入射した場合、表面からは反射が起こらないという現象に基づいています。

ブリュースター角の条件下ではバックグラウンドが完全に真っ暗になることによって、検出器(CCDカメラ)の強度を最大にして使用することが可能です。屈折率の異なる非常に薄い有機膜(例えば2 nmの単層膜)においてはブリュースター角の条件が崩れるため反射が発生します。通常、反射率は入射光強度の100万分の1程度になります。

この反射光を利用して、層の横方向の形状を高コントラストで画像化することができ、ライフサイエンスや材料研究への応用が期待されます。

イメージングエリプソメトリーについて詳しくはこちら

Applications

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